ディスプレイオーディオの種類
インダッシュ(2DIN)
画面の大きさ
従来型のナビと一緒で、カーオーディオが入るスペースのみが画面の最大サイズ(7インチ弱)になります。
そもそも2DINって何?って話になりますが、
DIN(ディン)とは、ドイツの工業規格の名称で、カーオーディオやカーナビを置くスペースの規格を意味します。正式名称は「Deutsch Industrie Normといいます。
現在、世界中の自動車メーカーがこの規格を採用しています。
1DIN 縦50mmx横178mm
2DIN 縦100mmx横178mm
引用:MOBY(モビー)自動車はおもしろい! 2DIN・1DINとは?カーオーディオやカーナビのサイズで使われる用語の解説
私個人としては2DINで必要十分な大きさですが、
最近は画面の大型化が著しいので大きな画面に慣れている人には少し小ささを感じるかもしれません。
設置後の安定性
画面も本体も、カーオーディオ設置スペースにすっぽりと入っているため安定感は抜群です!
車内のすっきり感、価格のお手頃感を求める人にもおすすめですね(^^)
インダッシュ(フローティング)
画面の大きさ
フローティングの特徴は文字通り画面が浮いています。
どういうことかというと、本体は2DINの中に入っています。
画面はというと、横から見ると首(?)を通して本体とつながっていて画面が浮いているように見える。
まさに文字通りフローティングなんです!
ナビでいうところのインダッシュタイプに近いですね。
この状態のおかげで2DINを超えた画面サイズを採用することに成功しています!
現在(2022.7.9)の最大サイズは11インチ。
後ろの席でも十分に画面が見えます。
やっぱり単純に画面が大きいのは正義ですよね(^O^)/
もう一つの特徴として、1DINのものもあります。
車によっては1DINしかスペースしかないとか、
1DINは小物入れとして温存したい人にはフローティングがおすすめですね!
設置後の安定性
本体は2DIN内で固定されているので安定性はばっちりです。
問題は画面。
先ほど説明したように2DINからはみ出ているため、
何か物をひっかけたり強いタップなんかの操作は少し不安が残る構造となっています。
普段の通勤なんかだとあまり問題はないかもしれませんが、
子どもさんやペットがいるときなんかは注意が必要ですね(^^;
ほかには、エアコンやその他スイッチ類との干渉にも注意が必要です。
画面の大きさばかりに気をとられて、夏に熱中症になって倒れることになりかねませんからね(*_*;
埋め込み型(純正)
引用:PUSH ON!MY CAR LIFE 太田祥三 “トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車”にお薦めの作戦とは!? プロが薦める「カーオーディオ・スタートプラン」大公開 第8回
画面の大きさ
画面の大きさとインテリアの美しさを兼ね備えたタイプですね!
大きさはフローティングにまでは及ばないものの、
インテリアとの調和が取れているのでとにかくスマートでかっこいい!
純正品は高いだの性能悪いだのってよく議論されますが、
なんだかんだ言っても純正が織りなすデザイン性と機能性のバランスは驚異的です。
私の車好きの先輩の名言をご紹介します。
「純正最強」
私も新車購入できたら、純正ディスプレイオーディオを選びたいところです。
できたらの話ですが…w
設置後の安定性
言うまでもありませんが、インテリアのパネルと同化してるので安定性は2DINのインダッシュ同様抜群です。
ただ万能に見える純正品にも欠点があります。
それは、故障時のリスクや拡張性の乏しさです。
故障したら丸ごと交換する必要性が出てくるし、新しい技術が出てきて機器面をアップデートしたくても簡単にはできません。
対応できない問題ではありませんが、なにぶんお金がかかります( ;∀;)
お金にいとめをつけない、
高額でも純正品が良い、
新しいものが出てきたらまた新しいものに買い替えられる
という人以外はおすすめできない代物です。
オンダッシュ、ポータブル
画面の大きさ
従来のポータブルナビと原理は一緒です。
10インチちょっとが最大サイズ(2024.11.19現在)。
埋め込み型同様フローティングには及びませんが、それでも十分な大きさです。
設置後の安定性
以前に比べ、ポータブル製品の固定性は高くなってきていますが、
それでもボルトやインテリアパネルで固定されている他のタイプよりも不安定となります。
ただ、不安定さゆえに初心者でも1人で設置しやすかったり、サブ機としてもう1台置くなんて使い方が可能です!
アームがある台座がある製品なら、画面の高さや角度なんかも自由なので、
汎用性の高さは群を抜いています(>_<)